看護師1年目で妊娠したら地獄だった体験―。新卒で妊娠しちゃいけないの?

看護師1年目で妊娠したら大変?新卒ナースの妊娠で産休・育休は取れる?

就職1年目で妊娠してしまったら自分は一体どうなってしまうのだろう?という不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

実際、就職1年目で妊娠し、中絶を考える看護師さんいることでしょう。

今回は、「新卒で妊娠は早いかな?」と思い悩む方、「入職1年目なのに妊娠しちゃった!」と動揺している方に向けて、一つの体験談をご紹介します。

また、体験談の後には妊娠をしてもキャリアを積むためにできること、妊娠で転職する場合のメリット&デメリットをまとめました。

はじめに。産休と育休の取得について知っておこう

産休と育休は看護師1年目でも取得できる

ちなみに就職1年目でも産休は法律上、取得可能です。
育休については、就職時に労使協定で「勤続1年未満の労働者を適用外とする」としている場合には取得は出来ません。

労使協定内に育休に関する記述がない場合には、育休を取得することが可能になります。
就職から1年目であっても産休は必ず取得でき、育休も場合によっては取得できる可能性があるということを知っておきましょう。

また、妊娠中から産後30日間は事業主は解雇することはできません。また妊娠を理由とする不当な解雇は出来ないという法律があります。

このように妊娠した女性を守る法律はいくつかあります。
それなのに、なぜ退職をする人が多いのでしょうか?

当然の権利なのになぜ退職する人が多いのか?

なぜ看護師1年目で妊娠したら退職する人が多いの?

看護師1年目で妊娠した場合、退職を選ぶ方も少なくありません。

せっかく産休を申請できる立場にあるのにもったいないと思いますよね。

退職を選ぶ看護師が多い理由は、妊娠をきっかけに周囲の対応が冷たくなる、仕事がやりづらくなるなどのいわゆる「マタハラ(=マタニティハラスメント)」が起こりやすい環境であるためです。

マタハラもまた男女雇用機会均等法および育児・介護休業法の改正により、各事業主にマタハラ防止措置が義務化されています。

しかし現実問題として看護師1年目の妊娠ではマタハラにより精神的・身体的苦痛を感じる方は少なくなく、それが自主退職に繋がってしまうという現実があります。

看護師1年目で妊娠。職場の対応が過酷だった体験談

体験者:リンママさん
年齢:20代前半
お住まい:神奈川県

妊娠が分かるまでの経緯

妊娠が分かるまでの経緯

看護学校卒業後は上京し、総合病院に就職しました。
念願の脳神経外科病棟に勤務することができ、忙しいながらも充実した日々を送っていました。

私は学生時代からお付き合いしている彼がいました。
当時彼はまだ大学3年生。いつかは・・・とは思っていましたが結婚についてはまだまだ遠い未来のことと思っていました。

なので、妊娠が分かった時には正直、嬉しさよりもショックの方が大きかったです。
当時から基礎体温をつけており、そういった管理には自信があったのですが、それでも注意が足りなかったと自分を責めました。

いっそ、彼には相談せずに堕胎しようかとも思いましたが、日毎にお腹の中の赤ちゃんへの愛情が増し、妊娠が分かって1週間もした頃には「絶対おろさない」と心に誓っていました。

それからまもなく彼に相談しました。
それで別れると言われても産むつもりで話しました。

彼は最初「まさか」という顔をしました。
でも、私の決意が固いことを理解してくれ、「籍を入れよう」と言ってくれました。

職場の反応は一言でいうと「冷たい」

職場の対応は冷たかった

21歳。
就職からわずか4ヶ月しか経っていません。

ですが、いずれバレることです。
私は意を決して師長に報告しました。

ずっとすみません、と繰り返していた気がします。
師長が言った言葉で覚えているのは「産休と育休を取得するつもり?」と憮然とした表情で言われたことだけです。
おめでとうは無かったと思います。

師長の方から「しばらくは他のスタッフに言わないで」と言われました。
不都合が出るまでは通常通りシフトに入るように説明されました。

私もそれでいいと話しました。

ですが、師長に報告した数日後には皆私が妊娠したことを知っていました。
あからさまに冷たい態度を取る先輩もいました。

不妊治療中の人(同僚に)がいるのによくそんなことができるね
と言われたこともあります。

この妊娠をきっかけにほんの数日のうちに私は窮地に追いやられてしまいました。
仲の良かった同期ですら、私を遠ざけるようになりました。

挨拶をしても無視をされるようになりました。
申し送りでは「声が小さい」「聞こえない」「要領が得なくて意味が分からない」と何度もやり直しをさせられるようになりました。
やり直しをする分、仕事開始時間が遅れ、それを全て「私が悪い」とされました。

もともと打たれ強い方ではありません。
人との争いは最も嫌いです。

だからこそ、目立たないようにひっそりと生きてきたつもりです。
それがまさかこんな形で矢面に立たされるとは思いもよりませんでした。

「妊娠なんて、どうしてそんな軽率な事をしてしまったんだ」と激しく自分を責めました。
一度決意した「産む」という気持ちも、揺らぎ始めた時期でした。

ネットの書き込みで自分と同じ境遇の人の存在を知る

ネットの書き込みで自分と同じ境遇の人の存在を知る

以前から時々見ていたサイトがありました。
看護師さんのお悩みがたくさん書き込まれ、それに対して多くの人がアドバイスをしている掲示板です。

けっこう辛辣な回答も多かったのですが、その中でも優しく真剣にアドバイスしている回答もあったりして、人事でもなんだか共感ができるものがたくさんありました。

その中で自分と同じように就職1年目で妊娠してしまった方の書き込みがありました。

その方への誹謗中傷も多く、読んでいて涙が溢れました。
そんな中、転職のアドバイスをしてくれている方がいて、それが私の心にも沁みました。

新卒にこだわらなくてもいいじゃないか、赤ちゃんの方が大事だ」と思わせてくれるような回答でした。

退職と転職を検討し始める

看護師転職サイトを利用して転職

彼には転職したいと話しました。
彼は大学卒業まで頑張って欲しいと話していました。

なので、結婚して最初の数年は私の収入が柱です。
転職をするかどうかは二人の問題だと思いました。

収入が下がるかもしれないし、今すぐは見つからないかもしれません。
そんな不安を全て彼に打ち明けました。

彼は私の置かれた立場を理解し、転職を後押ししてくれました。
その場で相談しながら、私は看護師の転職サイトに登録しました。

ハローワークに行ってる暇がなかったし、転職サイトなら登録すれば向こうからお仕事を紹介してくれるシステムなのは知っていたので、転職するなら転職サイトに登録するのが自然な流れだと考えていました。

転職までの具体的な流れ

ナースではたらこ
登録してまもなく担当の方からの連絡がありました。
一度、会社に出向いて、転職の方針について相談したいと言われましたが、妊娠中であることを伝えると、今後のやり取りはメールでも電話でもいいと言ってくれました。

ですが、私自身が色々と相談をしたくて、面談を予約しました。

担当者さんとの面談では、親身に私の話を聞いてくれてとても救われた気がしました。
ここではじめて私は「妊娠おめでとうございます」と言ってもらえました。
嬉しくて涙が溢れました。

妊娠してよかったんだ」と心から思えました。

妊娠中の転職は難しいと言われたけど

その後、妊娠中に転職するのは難しいと説明がありました。
受け入れてくれる病院は無いわけではないと思うが、産休は取れても育休の取得は難しい、仕事も慣れなければ負担も大きい。

なので、今は現状維持か退職をしてまず安心して出産をしてから考えた方がいいと思うと提案してもらいました。

今の職場でも産休は取得できますが、育休については法律的には取れるのですが、すごく言いだしにくいです。 なので育休については最初からあきらめていました。

収入面を考えると、このまま妊娠後期までは今の職場に留まることも考えましたが、気持ちがすでについていけなくなっていました。
担当者さんと相談をしながら、今の職場は出来るだけ早く辞めて、出産後に再就職する先を早い段階から探すことにしました。

認可保育園などでは育休を取得した人が優先され、無職の場合にはなかなか入れないため、保育園付の病院を探すことを勧められました。

総合病院は退職願を出してから1ヵ月後に退職しました。

妊娠中にいくつか病院見学をしました。
その中の特養では、ホーム側の方も事情を理解してくれて、産後ぜひ来て欲しいと言われました。

希望だった急性期や脳外科ではないですが、赤ちゃんを抱えて生活していくためにはこのような場所がベストだと感じました。

出産後はどうなったか

出産後はどうなったのか

その後無事に出産することができ、元気な女子が誕生しました。
当初の予定通り、産後6ヶ月でホームに付属している保育園に預け、夜勤は3歳を過ぎるまでは免除となりました。

夜勤手当がない分収入面は減ってしまいましたが、彼の就職先の内定も決まり、今後少しずつ安定していくと思います。

妊娠が分かった当初は本当に苦しくて、自分を責め続ける毎日でしたが、今はそんな中でも子供を産んだ自分を誇らしいと感じています。
この命を失わずに済んで本当によかったです。

転職先を的確にアドバイスしてくれた担当者の方にも心から感謝しています。

(体験談はここまで)

看護師1年目で妊娠してもキャリアを積むなら

仕事でのキャリアアップとライフプランがうまく重なっているのなら問題ないのですが、そうじゃないことは多々起こりますよね。

妊娠もその一つだと思います。
看護師1年目で妊娠した場合、キャリアアップは諦めるしかないでしょうか?

看護師1年目で妊娠した場合でもキャリアアップはもちろん可能です。
職場の理解があるのなら、産休育休を取得し、その場でキャリアアップするのがいいかもしれません。

しかし、職場の理解が得られないようであれば、退職→転職を視野に入れてもいいと思います。
不規則勤務を続けることで、身体的な負担があるところに、精神的な負担も加わることは決して好ましい状況とは言えません。

妊娠・出産後に保育所付の病院で再びキャリアを積むことも一つの選択肢だと思います。
このようなお悩みにも転職エージェンシー(転職サイト)では専任のコンサルタントがついて親身に相談に乗ってくれます。

もし、今後の方針に悩んだらとりあえず一つでもいいので、転職サイトに無料登録してみることをおすすめします。

病院の同僚や上司ではない、客観的な意見が聞けて冷静に正しい判断ができると思います。

妊娠中に転職するメリット&デメリット

妊娠中の転職で失敗しないためにメリット&デメリットをまとめました。

今回の転職は妊娠中に退職、産後に再就職の流れです。

メリット

  • 身体的負担を減らすことができる
  • 精神的負担を減らすことができる
  • 産後の再就職計画をしっかりと立てることができる
  • 再就職先は最初から産後であると理解しているため、無理を強いられにくい
  • 妊娠中に勉強をし、知識を深めることもできる

デメリット

  • 転職先を探す必要がある
  • 退職を言いだす際に精神的ストレスを感じやすい
  • 退職までの期間に精神的ストレスを感じやすい
  • 産休を取得できない
  • 育休を取得できない

産休や育休取得のために精神的・身体的に負担を感じてまで、今の仕事を継続する必要があるかどうかはきちんと考えるべきだと言えます。

看護師1年目で妊娠→転職なら転職サイトを利用するのがおすすめ

退職後にどうしていいかわからない、ハローワークでどんな仕事を探すべきかわからないなど、看護師1年目での退職の場合には不安が山積みです。

先輩や同僚には「ここで辞めたら次はない」と脅されてビクビクすることもありますよね・・・。

こんな不安に客観的にアドバイスをしてくれるのが看護師転職サイトの専任コンサルタントです。
多くの転職をサポートしてきたコンサルタントだからこそ、看護師1年目での転職にも的確なアドバイスが期待できます。

退職すべきか、転職はどうしたらいいのか。

迷ったらまずは一つでもいいので転職エージェントに無料登録し相談してみることをおすすめします。

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まめにゅー編集長

まめにゅー編集長

元看護師。転職オタク。美容オタク。 繰り返すいちご鼻持ちだけど改善マニア。何度も毛穴レスを体験。 5歳1歳の男の子のママでもあります。 このサイトでは自分の得意分野(転職・毛穴ケアなど)についてまとめています。
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